1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

タイガース前田健太、中継ぎ配置転換後初登板で大谷と対戦「楽しかった」

スポーツ報知 / 2024年7月15日 6時47分

◆米大リーグ タイガース―ドジャース(14日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 タイガース・前田健太投手(36)が前半戦最終戦の14日(日本時間15日)、本拠地・ドジャース戦で0―3で3点を追う4回から3番手で登板した。今季初のリリーフ登板のマウンドは3回2/3で55球を投げて、浴びた安打は大谷の1本だけという1安打無失点5奪三振の好投を見せた。

 前田は「ローテーション外れて最初の登板だったんで、この最初の登板がすごく大事だと思ってました。外れた悔しさとか色んなものありますけど、もう一回やり直すという気持ちで。しっかりと、いいスタートを切れるように、すごく気持ちも入りましたし、いい内容、いい感覚で投げることができたんで、僕にとってはいい登板になったかなと思います」と振り返った。

 今季初の救援登板だった右腕は、先頭のパヘスを三ゴロに打ち取ると、続くロハスは外角の直球で見逃し三振。左打者のラックスも中飛に打ち取って3者凡退で抑えた。2点差となった5回も続投。8、9番のテーラー、アウトマンから2者連続三振を奪うと、3年ぶりの対戦となった大谷には遊撃への内野安打を許して初の走者を背負ったが、大谷の二盗失敗で得点圏に走者を進めなかった。大谷の打席でマークした94・1マイル(約151・4キロ)は今季最速だった。

 「翔平とも対戦できて、すごく僕的には、楽しい試合だったかな。今回はね、中継ぎの登板だったんで、おそらく対戦できても1打席だろうなっていうのはあった。なんとかで2アウト、ランナーなしで打席を迎えたいと思ってましたし、2アウト、ランナーなしで迎えることができたんで、なんか純粋に勝負を楽しめたというか。結果的にヒット打たれてしまいましたけど、すごく楽しかったですし、また彼と対戦することによって、僕のモチベーションだったり、闘争心だったりとか、力も今まで以上に出ました。はい。すごく楽しかったですね」と大谷との対戦は「楽しかった」と繰り返した。

 5回もマウンドに上がると、先頭のスミスを遊ゴロに打ち取り、フリーマン、T・ヘルナンデスの3、4番球宴コンビからは2者連続三振を奪った。7回は二飛、遊ゴロと2アウトを奪ったところで交代。ベンチに戻る際には、地元ファンからスタンディングオベーションでたたえられた。

 ドジャース、ツインズを経て、今季からタイガースに2年総額2400万ドル(約36億円=契約発表時のレート)の契約で加入した前田。先発の一角として期待されていた。21年に右肘トミー・ジョン手術を受けて23年に復帰し、21登板で6勝8敗、防御率4・23と復活。新天地1年目の今季は、試合前の時点で16試合に登板して2勝5敗、防御率7・26と苦しみ、直近2登板は9、6失点と崩れるなど8試合連続で白星がつかず、前半戦終了を前に救援に配置転換となり、この日が今季の救援初登板だった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください