【日本ハム】伊藤大海投手がタカ斬り…７回１失点で今季７勝目

日本ハム

◆パ・リーグ　日本ハム３―１ソフトバンク（１４日・エスコンＦ）

　自身２連敗中だった日本ハムの伊藤大海投手（２６）が、７回１失点の好投で、６月２２日の楽天戦（エスコン）以来となる今季７勝目。チームは２カード連続勝ち越しで勝率を５割に戻した。

　６月２９日の対戦で自己ワーストの７失点ＫＯを食らったソフトバンクと、同じエスコンでのリベンジマッチに気合十分だった右腕。３ランを含め３安打を浴びたかつての同僚・近藤を「絶対に打たれちゃいけない」と徹底マークして３打席とも外野フライに仕留めるなど、強力打線を分断して最少失点でしのいだ。

　先取点こそ与えたものの、万波とレイエスのアーチで得たリードを守り切って後続にバトンタッチ。同じ北海道出身の伏見と今季初めての道産子バッテリーでつかんだ白星に「一番は野手に感謝。四球がなかったのが良かった」と喜んだ。

　「悔しさを忘れないように」と、連敗中はあごひげを伸ばしていた。サッパリとそり落とせそうな快勝に「嫁さんは似合ってるって言ってるので、帰ったら聞いてみます」と笑った。