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【高校野球】仙台一の背番号7・遠藤颯投手が公式戦初先発で7回0封

スポーツ報知 / 2024年7月15日 7時38分

公式戦初先発で7回を投げ抜き無失点に抑えた仙台一・遠藤(カメラ・有吉 広紀)

◆第106回全国高校野球選手権宮城大会 ▽2回戦 利府0-11仙台一=7回コールド=(14日・仙台市民)

 宮城2回戦で仙台一が、利府に11―0で7回コールド勝ちした。公式戦初先発の遠藤颯投手(3年)が、緩急をつけた投球で7回無失点に抑えた。

 背番号7の好投で、仙台一が2年連続の3回戦進出を決めた。これが公式戦初先発の遠藤が7回を1人で投げ抜き、2安打無失点。「真っすぐが速くないので、スライダーやカーブを駆使して打ち取る」という言葉通り、右横手から緩急をつけながら力投を見せた。主将で女房役の小川郁夢捕手(3年)も「緩急差が一番の武器。相手に的を絞らせなかった」と、丁寧な投球を見せた右腕をたたえた。

 東向陽台中では上手投げの投手だったが、他の投手との差別化を図ろうと高1冬から横手投げに転向。オリックス・比嘉幹貴投手(41)の投球フォームを参考に磨きをかけてきた。利府とは春先に練習試合を実施。その経験を元に、千葉厚監督は「こういうタイプ(の投手)のほうが、と思った」と、野手兼任である遠藤の先発を決めたという。エース千葉綾太(りょうた)や背番号10・安藤舜(みつる、ともに3年)ら、他の投手陣を準備させていたが、尻上がりに調子を上げた遠藤に最後まで任せた。

 打線も先頭打者を出した回はすべて得点につなげるなど、15安打11得点と遠藤を援護。連戦となる15日の3回戦は、第4シードの東北学院榴ケ岡と激突する。「うちは最大の挑戦者。連戦と分かって準備してきた」と指揮官。この日4打数3安打2打点の小川主将は「粘り強く、ワンチームで戦うだけ」と力強く語った。1950年夏以来となる甲子園出場へ、まずはシード校撃破で弾みをつける。

(有吉 広紀)

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