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【高校野球】日大三島が7回コールド発進…島田渚生右翼手が先制2点適時打

スポーツ報知 / 2024年7月15日 9時12分

4回2死満塁、日大三島の島田渚生が先制の2点適時打を放つ(カメラ・伊藤 明日香)

◆全国高校野球選手権静岡大会 ▽2回戦 日大三島9-0浜松湖東=7回コールド=(14日・愛鷹)

 2回戦残り16試合が行われた。初戦を迎えた春王者・加藤学園、常葉大橘などシード8校は順当に勝ち進んだ。20日に3回戦8試合が行われる。

 シード校の日大三島が7回コールドで好発進。口火を切ったのは切り込み隊長の島田渚生(しょう)右翼手(3年)だ。得点機を逃し両チーム無得点で迎えた4回2死満塁。「ここで点を取らないといけない」と発奮。スライダーを右越えの2点適時打にすると笑みがこぼれた。

 聖地に立った兄の背中を追いかけている。2学年上の誠也さんは同校野球部OB。島田が入学した22年、代打の切り札として春夏連続で甲子園に出る姿を見守った。その際に「自分もここに立ちたい」と強く感じたという。兄は聖地では2打席凡退。「俺は打てなかった。お前は頑張れよ」と託された思いを胸に最後の夏まできた。

 永田裕治監督(60)は島田兄弟について「野球のプレーは180度真逆」と話す。兄ほどの打撃力はないが、50メートル6秒0の俊足を生かした守備と打撃でスタメン入りを勝ち取った。次戦は磐田西とぶつかる。「自分が出塁して、チームを勢いづけるだけです」と気合を入れていた。(伊藤 明日香)

 〇…加藤学園は韮山に8-1(7回コールド)。165センチの小兵エース小沢亨彦(3年)が6回無失点の好投。春王者の好発進に貢献した。「大会前、あまり調子がよくなかったが結果を残すことができてよかった」と安ど。約2週間前から感じていた不調。持ち味の制球力を取り戻すため、昨春の投球映像を見て、力感のないフォームを見つめ直したことが、2安打1四球に抑える好投にもつながった。次戦は清水東戦を控えるが「選手一丸となって気合を入れていく」と気の緩みはなかった。

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