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【巨人】2試合連続の完封負け 先発・赤星優志は5回2失点で今季初勝利ならず

スポーツ報知 / 2024年7月15日 16時53分

7回1死、代打・長野久義が四球を選びサインを出す阿部慎之助監督(中央=カメラ・今成 良輔)

◆JERA セ・リーグ 巨人0―2阪神(15日・東京ドーム)

 巨人が2試合連続の完封負けを喫して2連敗となった。今季初勝利を目指した赤星優志投手は5回まで投げ4安打2失点で降板。打線は阪神の先発・ビーズリー投手に6回まで5安打無得点、8奪三振に抑えられるなど反撃できなかった。巨人はこれでビーズリー相手に通算18回2/3を無得点となった。

 赤星は4回に先取点を許した。先頭で中前打の1番・近本光司外野手が中野拓夢内野手の遊ゴロで二進、野口恭佑外野手の三ゴロで三進。4番・佐藤輝明内野手は四球を与え2死一、三塁され、大山悠輔内野手に左翼線へ二塁打を打たれ、一塁走者の佐藤輝も生還し、2点を奪われた。

 5回も先頭の梅野隆太郎捕手に中前打されたが、送りバント失敗と盗塁失敗などで3人で片付けた。5回の打席で代打を送られ、降板となった。

 打線は1回、先頭の丸佳浩外野手が中前打で出塁したが、吉川尚輝内野手は二ゴロ、ヘルナンデス外野手、岡本和真内野手は連続三振に打ち取られ無得点。3回も1死から丸が2打席連続ヒットとなる右前打で出塁。吉川の二ゴロで2死二塁としたが、ヘルナンデスは中飛に終わった。4回は2死から岸田行倫捕手、門脇誠内野手の連続ヒットで一、二塁としたが、佐々木俊輔外野手は空振り三振に打ち取られた。

 2点を追う巨人は7回1死で2番手の石井大智投手から代打・長野久義外野手が四球を選らんだが、途中出場の若林楽人外野手が空振り三振、代わった3番手の桐敷拓馬投手に丸は見逃し三振に終わった。

 赤星の後を受けて6回は中川皓太投手、7回は畠世周投手、8回は船迫大雅投手が登板し無失点で好投したが、打線が沈黙した。

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