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大貫妙子、坂本龍一さんとのレコーディングは「特別な空気感」、コラボ作品「UTAU」の思い出語る

スポーツ報知 / 2024年7月15日 18時0分

東京・東急歌舞伎タワー内の109シネマズプレミアム新宿で「UTAU」アナログ盤&ブルーレイ発売イベントを行った大貫妙子

 シンガー・ソングライターの大貫妙子が15日、東京・東急歌舞伎タワー内の109シネマズプレミアム新宿で「UTAU」アナログ盤&ブルーレイ発売イベントを行った。

 昨年3月に亡くなった世界的音楽家・坂本龍一さん(享年71)とのコラボレーションアルバム「UTAU」(2010年)の初のアナログレコード化。坂本さんの過去の名曲たちに大貫が新たに詞を付けた作品で、ピアノと歌だけのシンプルな構成になっている。

 当時、北海道・札幌の芸森スタジオで10日間過ごしたが、大貫は「スタジオの空気もあると思うし、芸森の空気もあるし。レコーディングしている間も、わりとプライベートな感じだった」と回想。「坂本さんは朝起きて、連ドラ(=NHK連続テレビ小説)を見ながらご飯を食べて。(朝ドラ好きと)知らなくて意外でしたけど。特別な空気感ではありましたね」と懐かしんだ。

 レコーディング中は「ヘッドホン越しに(相手の)気配は伝わってくる」と言い、「相手の呼吸を知ることで、テンポも合っていく。2人の息が合う時があるんですよね。その時に両方で乗っかれれば、気持ちがいいです」と話した。

 収録には、Neumann(ノイマン)のビンテージマイクを使用。実は収録した声がボツになり、後日、横浜市内のスタジオで再収録したという裏話がある。そのことを忘れていたようで「本当に? 何しに(北海道の)あの場まで行ったのかしら」と苦笑い。「(坂本さんが)歌が気に入らなくて、録(と)り直したんだと思う。場所が違うと、声が違っちゃうんで(とかかな)」

 この日は、アナログ盤から「美貌の青空」「夏色の服」「鉄道員」の3曲を試聴。司会者の「素晴らしいですね」という感想に「坂本さんは、ね」と恐縮した。

 同所は、坂本さんが音響監修を手がけた映画館。トーク後、ライブ映像「UTAU LIVE IN TOKYO 2010」(25日まで期間限定)が上映された。

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