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江川VS掛布の名勝負再び OB戦では中前安打で掛布さん勝利! 江川さん4球で降板

スポーツ報知 / 2024年7月15日 18時49分

2回無死、中前安打を放ち、江川卓(右)と握手を交わす掛布雅之(カメラ・相川 和寛)

◆巨人・阪神OB戦 巨人―阪神(15日・東京ドーム)

 OB戦で昭和の名勝負の一つがよみがえった。マウンドには背番号「30」の江川卓さん。対する打席には、背番号「31」の縦じまのユニホーム姿の掛布雅之氏(スポーツ報知評論家)が立った。

 2人でマウンドと打席の中間地点で話し合いの時間を取ってから、対戦。するとまずは審判が「タイム」をかけた。大型ビジョンに、初対戦時の映像が流れたために「これ見ないと!」という粋な計らいだった。本塁打と三振、という両極端の結果だったことが流された後、プレー再開した。

 初球に山なりのボールが高めに行くと、見逃してボール。振らなかったことに不満そうな顔を見せた江川氏に対し、掛布氏は「このボール球じゃ打てないよ」と言わんばかりに苦笑い。続く2球はワンバウンドだったが、4球目を中前に運んで、場内は大きく沸いた。

 その後、2人で再び握手を交わし、2人ともこの打席の対戦のみで、降板、交代して、試合から退いた。その後、場内放送席に移動した2人。江川さんが「四球だけは出したくなかった」と話した。

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