1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【高校野球】富山第一が初戦突破…公式戦初登板の140キロ右腕、和泉詩大が6回ゼロ封

スポーツ報知 / 2024年7月15日 19時58分

好投した富山第一の先発・和泉

◆第106回全国高校野球選手権富山大会 ▽2回戦 富山第一7-1高岡工芸(15日・県営富山)

 2回戦が行われ、富山第一は7-1で高岡工芸を下し、初戦突破を決めた。140キロ右腕、和泉詩大(しいた、2年)が公式戦初登板で先発し、6回を無安打、無失点と好投。序盤は伸びのあるストレート、変化球を武器に圧倒すると、6回は90キロ台のスローカーブも多投し、相手打線を惑わせた。和泉は「初戦だったのでチームに勢いをつけたかった。緊張したけど、自分の持ち味を出そうと思いました」と明るい表情を浮かべた。

 お手本にする選手は、ドジャースの山本由伸投手。ワインドアップ時の足の使い方を参考にしたり、筋トレでは器具を使わず自重トレーニングを重視する。投球では、ボールのスピンにこだわり、回転数はチームトップの2400回/分をマーク。6月には自己最速の140キロをマークした。和泉は「スピン量が増えれば、ボールが落ちずに、打者の目線で上がってくるように見える。スピードよりスピンが重要」と話す。

 打撃でも期待されており、この日は6番打者として2安打、2打点をマーク。次戦はシード校の不二越工と対戦する。「次もピッチャー、打者としてチームに貢献したい。回転数にこだわりながら、142キロは出したい」と和泉。伸び盛りの2年生が、チームを勝利に導く。(中田 康博)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください