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竹迫司登、故郷大阪で33歳誕生日を自ら祝う勝利 英興行大手「マッチルーム」日本初開催の賞金トーナメント開幕

スポーツ報知 / 2024年7月15日 20時14分

3回、マーク・ディキンソンに右フックを繰り出す竹迫司登

◆プロボクシング▽ミドル級(72・5キロ以下)10回戦 竹迫司登(判定3―0)マーク・ディキンソン(15日、大阪・大和アリーナ)

 プロボクシングの英興行大手「マッチルーム」による賞金トーナメント「PRIZE FIGHTER(プライズファイター)」が15日、開幕した。日本初開催となる今大会は、ミドル級8選手が優勝賞金100万ドル(約1億5000万円)などを争う。1回戦4試合が行われ、元日本、前東洋太平洋同級王者の竹迫司登(かずと、33)=ワールドスポーツ=が、マーク・ディキンソン(25)=英国=に判定勝ちし、準決勝へ進んだ。

 33歳の誕生日に故郷大阪で初戦を迎えた竹迫は、同じ右構えのディキンソンと初回から激しい打撃戦を展開。2回に左ボディーブローを決めて後退させたが、3回には右ストレートを顔面に食らった。中盤も一進一退。手数で勝る竹迫、フィジカルで勝るディキンソンはお互い、決定的な一撃を放り込めないまま、双方ダウンはなく、最終10ラウンド終了のゴングを聞いた。ジャッジ3者の判定は96―94、97―93、98―92といずれも竹迫を支持。竹迫が勝ち進んだ。

 昨年4月のプロ初黒星、今年5月の東洋太平洋同級王座陥落と最近3戦1勝2敗と苦戦していた竹迫だが、激戦を制して4強入り。「自分のプレゼントを自分で用意したような、うれしい気持ち」とバースデー勝利に笑顔を見せると、「地元大阪でたくさん来てくれた」と会場の愛妻、友人らの応援に感謝した。「1試合、1試合注目される。しっかりパフォーマンスを発揮できるように」と早くも次戦へ闘志を燃やした。

 準決勝の日時場所は未定だが、カードは、竹迫が同じくこの日勝ち上がった日本、WBOアジアパシフィックミドル級王者・国本陸(六島)と日本人対決。もう1カードはアーロン・マッケンナ(アイルランド)がキエロン・コンウェイ(英国)とぶつかる。

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