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【高校野球】北野の“岡本和真”出場機会なしもベンチでナイン鼓舞「名に恥じないプレーを」次戦へ意気込み

スポーツ報知 / 2024年7月15日 20時42分

北野高校・岡本和真

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会 ▽2回戦 北野8―1北摂つばさ(15日・万博記念公園野球城)

 スタンド沸かす永遠のアーチ…とはならなかったものの、その存在感は本家さながらだ。

 府内屈指の進学校・北野(大阪)が、北摂つばさに大勝し、3回戦進出を決めた。この日、背番号13の岡本和真内野手(3年)は出場機会こそなかったが、ベンチで声を張り上げ、ナインを鼓舞。「雰囲気はすごい良かった。次につながるいい試合になった」と笑顔で振り返った。

 右投げ右打ち、ポジションは一塁と三塁、名前は岡本和真。その全てが、読売巨人軍第89代4番打者と一致する。「カバンを背負っていたら、名前が書いてて(周りから)よく言われる」と、常に周囲の注目を浴びる存在。高校入学後は、初日にチームメートから、その名前について驚かれた。当の本人は「(指摘されれば)そうやでって。ほぼ同じくらいの立場にいるって(返事する)」と、まんざらでもない様子だ。練習試合では「4番・三塁」として出場することもあるという岡本。その時は「名前に恥じないようなプレー」を意識する。

 そんな、何もかもが本家そっくりな岡本だが、実はオリックスファン。巨人戦の際には「オリックスを応援しながら、岡本選手も応援する」と、複雑な心境を明かした。元近鉄ファンの父・智規さん(49)は、14年に岡本が巨人にドラフト1位指名された当時を振り返り「和真と一緒やんと。だから、あまり活躍しなかったら嫌やなあって思った」と笑顔。「でも活躍してくれて良かった。どっかでタオルでも買えたら」と、“応援宣言”をした。

 監督からは「競った場面での代打」として期待される岡本。「勝負強いバッティングで、その期待に応えられるように」と、次戦こそは選手として、その名を刻み込むつもりだ。

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