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池江璃花子、1年前のスランプ時のインタビュー放送「病気していた時の方が、なんならすごい強かった」

スポーツ報知 / 2024年7月15日 22時22分

池江璃花子

 競泳女子のパリ五輪代表・池江璃花子(24)=横浜ゴム=が15日放送のNHK総合「NHKスペシャル」(月曜・午後9時半)に出演。世界ランク1位に上り詰めた直後の2019年の白血病発覚。過酷な闘病の末に復帰し、リレーで21年の東京五輪出場。パリでは個人種目で五輪に挑む日本競泳界のエースが大舞台挑戦直前の思いを明かした。

 番組では23年3月に行った池江の単独インタビューを放送。

 その際、東京五輪後のスランプについて、「常に自分が前に進めるって口に出して発言してきたけど、今はその時とはちょっと違う状況で、今の気持ちの整理が付いていない自分も撮っておいてもらいたい」と話し出した池江は「周りの人は東京オリンピックに行けただけで、すごいってなってるけど、でも、そんなのでいいのか。自分がそんなのでいいのかっていう周りとのギャップもあって…」と話すと、「試合になると、ちょっと泳ぎたくないなとか、不安な気持ち…。試合の時、水泳を楽しめなくて。それは今までの自分にはなかったこと。こんなに自分って弱いんだ。病気していた時の方が、なんならすごい強かった。あの時がむしろ一番強かった」と率直に振り返る映像が初めて流された。

 そこで豪州に練習拠点を移し、心身をリセット。ひたすら泳ぎ込む日々を送った。

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