【日本ハム】野村佑希が昇格後初タイムリー「どうやったらもっと打てるか」４戦連続スタメンで快音

日本ハム・野村佑希

◆パ・リーグ　日本ハム３―１６楽天（１５日・エスコンフィールド）

　日本ハム・野村佑希内野手（２４）が楽天戦に「８番・一塁」で先発し、１打席目に再昇格後初タイムリーを放った。

　３点ビハインドで迎えた２回２死三塁。追い込まれながら楽天・滝中の外角スライダーをうまく左前に運んだ。「簡単に追い込まれてしまったので、食らいついていきました。いい結果につながってよかったです」。それまで２球連続で外に逃げていく同球種に空振りしていたが、高い修正力を発揮し「思っているよりスライダーに奥行きがあるというか独特な感じがあった。２球空振りしたおかげで頭に入れられましたし、（３球目に）まっすぐも見られたので、落ち着いていけました」と振り返った。

　２軍での再調整を経て１２日のソフトバンク戦から１軍に合流。再昇格後は４試合連続でスタメン出場が続いている。６月２日以来、出場１３試合ぶりとなる打点にも「１軍の投手のスピード感にもっとアジャストできればいいかなと。その中でもいい打席はあるので、毎日反省しながら、どうやったらもっと打てるかを考えて、また明日という感じですね」と引き締まった表情で球場を後にした。