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DeNA主砲が筒香を上回る球団日本人選手最速記録をマーク 長嶋茂雄、清原和博に並ぶペース

スポーツ報知 / 2024年7月16日 6時10分

4回2死一塁、牧が左中間に2ランを放つ

◆JERA セ・リーグ DeNA6―1広島(15日・横浜)

 4番打者らしく、節目の記録は豪快なアーチで決めた。4回2死一塁。DeNAの牧秀悟内野手(26)が、アドゥワの初球スライダーをバットに乗せると、滞空時間の長い飛球は左中間スタンドに到達。2試合連続の13号2ランで、あと1に迫っていた通算300打点を達成した。子ども向けの様々なイベントが組まれた「キッズ・スターナイト」。試合前にも写真撮影などで未来の野球選手たちとふれ合った主砲は「分かりやすい形で喜んでもらえてよかった」とほほ笑んだ。

 通算489試合目での300打点到達は、筒香の507試合を上回る球団日本人選手最速。ルーキーだった21年から順調に打点を積み重ね昨年は103打点で初の打点王を獲得。今季もセ・リーグ4位でチーム最多の40打点と、安定した勝負強さを発揮してきた。プロ4年目の到達は長嶋茂雄(巨人)、清原和博(西武)らに並ぶハイペース。「チームを勝たせるために必要」と、何よりも打点にこだわる男は「偉大な人たちと並ぶというのはうれしい限りです」と表情を引き締めた。

 今季からは主将としてチームを引っ張っている。前半戦最後のヤマ場となる9連戦の7試合目で勝ち越しを決め、首位巨人とゲーム差なしの2位に再浮上。頼れるリーダーは「先を見すぎないで、まず前半戦の残り試合をしっかり勝ちたい」と気合を込めた。

 【記録メモ】

 牧(D)が4年目で通算300打点。3年目で300打点超えは、カブレラ(西)、ラミレス(ヤ)などが記録しているが、日本人で4年目に到達は、大下弘(東急)、飯田徳治(南海)、別当薫(神・毎日)、中西太(西鉄)、長嶋茂雄(巨)、張本勲(東映)、原辰徳(巨)清原和博(西)、高橋由伸(巨)に次いで10人目の最速年数。球団ではポンセの3年目があるが、日本人では最速。

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