Ｔ・ヘルナンデス、同僚の大谷翔平の助言「センター方向に打て」に感謝 球宴前日のホームランダービー

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１５日（日本時間１６日）、オールスター前日恒例のホームランダービーに“登場”した。

　１６日（同１７日）に米テキサス州アーリントンで開催されるオールスター。大谷はこの日のホームランダービー出場は昨年９月に受けた右肘手術からのリハビリ中であることから辞退したが、同僚のＴ・ヘルナンデス外野手（３１）の出番の間に取られたタイムアウト時にホームベース付近に姿を見せ、チームメートのグラスノーとともにヘルナンデスを激励した。

　ソト（ヤンキース）、ゲレロ（ブルージェイズ）もヘルナンデスを激励。この時、ソトから何か促された大谷が助言を送り、笑顔を見せる場面があった。１回戦を終えたヘルナンデスはＮＨＫ中継のインタビューに応じ、「大谷選手のアドバイスは左中間、なるべくセンター方向に向かって打てというアドバイスをいただきました」と普段から仲良しの大谷に感謝。１９本のサク越えを放った初戦を振り返り「非常に難しかったんですけど、今は気分も爽快ですし、良かったと思います。スタミナも十分あります。次のラウンドに何とか進んで、優勝したいと思ってます」。本塁打競争は初出場ながら結局４位で準決勝に進出した。