大谷翔平の願い＆助言通じた ドジャースの同僚が本塁打競争初出場で頂点に「なるべくセンター方向に…」

　ＭＬＢのホームランダービーが１５日（日本時間１６日）、レンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで行われ、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が優勝した。

　出場８選手の上位４人が進出する１次ラウンドは１９本の４位でギリギリ通過すると、準決勝では延長戦の末、ボーム（フィリーズ）を破り、決勝ではウィット（ロイヤルズ）も破って頂点に立った。

　大谷翔平投手（３０）はドジャースで同僚。本塁打競争前には「テオスカー・ヘルナンデスに勝って欲しいなという気持ちでいます」と願い、１回戦の休憩時間にはタオルを持って立ち上がって「なるべくセンター方向に向かって」などと直接助言を送っていた。

　Ｔ・ヘルナンデスは今季、９５試合に出場して１９本塁打、６２打点、打率２割６分１厘で、大谷、フリーマンとともに大きな離脱もなくチームを支えてきた。大谷は準決勝以降はグラウンドに姿を見せず、同僚のグラスノー、元同僚のゲレロ（ブルージェイズ）らが水を手渡すなどサポートしていた。