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【高校野球】最初で最後の道大会でモットーのフルスイング 遠軽の岡村逸斗主将、敗戦も悔いなし

スポーツ報知 / 2024年7月16日 15時51分

スタンドに向かって挨拶する遠軽の岡村逸斗主将(右)

◆第106回全国高校野球選手権北北海道大会 ▽準々決勝 白樺学園3―1遠軽(16日・旭川スタルヒン)

 1―3の9回2死、遠軽の岡村逸斗(いっと)主将(3年)が、代打として打席に立った。3年間で初めての道大会での出場。左飛に倒れ、最後の打者となったが「遠軽のモットーはフルスイング。そこはぶらさずにできたので。後悔はないです」と言い切った。試合後、涙する仲間に声がけをしながら、最後まで主将としての役割を全うした。

 78人の部員を引っ張ってきた。阿波克典監督(38)は「本当は言いたくないようなことも言ってくれた。キャプテンシーがあり、就任した時も彼しか主将はいないだろうと決まった」と話したように、皆から信頼されていた。

 最後の代打起用も阿波監督が「思い出作りなどではなく、代打の一番手として、戦力として使った」と強調したように、逆転を信じて送りだしてのもの。背番号は15だったが、主将として選手として遠軽に欠かせない存在だった。岡村自身は主将として過ごしたこの1年を「きつい時期もあった」と思い返しながらも「面白い仲間たちに助けられたからやってこられた」と支えに感謝した。

 甲子園出場という目標は達成できなかった。それでも岡村は「最後、打席に立った時、スタンドで野球部だけでなく、ラグビー部や吹奏楽部などみんなが応援してくれるのが見えて、最高だなと思った。高校野球をやっていて良かったという思いでいっぱいです」と晴れやかに口にした。

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