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【高校野球】秋田商が秋田修英に勝利し4強入り ダメ押し点を挙げた越川颯真外野手「しがみついてでも打とうと」

スポーツ報知 / 2024年7月16日 17時40分

校歌を斉唱する秋田商ナイン(カメラ・大中 彩未)

◆第106回全国高校野球選手権 秋田大会▽準々決勝 秋田商3―1秋田修英(16日・さきがけ八橋球場)

 夏の甲子園18度の出場を誇る秋田商が秋田修英に勝利し、4強入りを決めた。

昨春の秋田大会準々決勝以来の対戦となった両校。くしくも、その時と同じ3―1で秋田商が勝利する形となった。

 試合の流れを大きくたぐり寄せたのは、越川颯真外野手の(3年)の一打だった。2―1で迎えた6回裏2死二塁の第3打席。「(投手の頑張りを見て)しがみついてでも打とうと思った」と、低めの真っすぐを打ち返した。打球は左中間を破る二塁打となり、秋田修英を突き放す貴重な追加点をもたらした。「あの1点は大きかった。迷わずいっているのが素晴らしい」と太田直監督も感謝した。

「チームで徹底している低い弾道の打球を打てて良かった」と振り返った越川。どんな当たりでも全力疾走を心がけ、プレーで下級生を引っ張るその姿は輝いていた。

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