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やす子が24時間テレビマラソンランナー決定 児童養護施設出身を公表し「マラソン児童養護施設募金」新設

スポーツ報知 / 2024年7月17日 4時0分

番組への意気込みを語った(左から)羽鳥慎一アナ、やす子、上田晋也、水卜麻美アナ(カメラ・池内 雅彦)

 毎夏恒例の日本テレビ系チャリティー番組「24時間テレビ47」(8月31日、9月1日)の制作発表会見が16日、都内で行われた。チャリティーマラソンのランナーには、タレント・やす子(25)が決定。高校時代に児童養護施設で生活していた経験から「マラソン児童養護施設募金」を新設し、やす子の走りに対する募金は全額、児童養護施設のために使われる。また今年はメインパーソナリティーを置かず、総合司会にくりぃむしちゅー・上田晋也(54)が就任することも発表された。

 明るく、屈託のない笑顔がトレードマークのやす子。今回、児童養護施設出身という複雑な生い立ちをあえて公表し、児童養護施設の未来のために一歩を踏み出す。迷彩服ではなく、チャリTシャツとスポーツウェアで登場したやす子は「今の児童養護施設の現状を知っていただきたい。私が走ることでもっと注目していただいて、子供たちに豊かになってもらいたい。もっと楽しく明るくなる機会だったらいいなと思います」と思いを語る。

 やす子は2歳で両親が離婚。母子家庭となり、高校時代には児童養護施設に入居した。「自分が今まで児童養護施設にいたことをほぼ言ったことがなかった。(周囲から)ちょっと引かれたり、タブーな存在になったり、かわいそうって思われる機会が多かったので…。芸人になってからも、ぼやかして自衛隊に入った理由を言っていた」と明かす。

 だからこそ「24時間―」では明確な理由とともに走りたいと思った。吉無田剛・総合プロデューサーによると、児童養護施設への支援に特化したマラソンは、やす子の意思も大きく反映されている。やす子が走っている間は、画面上にQRコードが表示され、コードを読み込むと児童養護施設専用の募金ページにつながるシステム。また、やす子の思いに賛同したチャリティー市民ランナーも募集し、スタート会場から一緒に伴走する形でチャリティーに参加することができるという。

 練習は6月末からスタート。「自分が少しでも長く走ることで、長くQRコードがテレビに映る」とひたむきな気持ちでトレーニングを積んでいる。「8年前まで(施設に)いたんですけど『進学は諦めてください』というような感じのとき、『つまんない人生だなぁ』と思ったんですよね。でもこうやって芸人になって、やりたかった仕事とか見たかった景色が見られている。どんな環境にいても大丈夫だよって伝えたい」と力を込めた。

◆スペシャルドラマ欽ちゃん夫婦物語

 〇…24組の出演者のうち、第1弾として相葉雅紀(41)、サンシャイン池崎(42)、岩田剛典(35)、有働由美子(55)、「笑点」メンバー、長嶋一茂(58)、ヒロミ(59)、松平健(70)が企画に参加することも明らかとなった。

 また、スペシャルドラマは初代総合司会・萩本欽一(83)と妻・澄子さん(20年死去)の夫婦の物語を届ける。

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