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「打ちやすさは全然ない」けど対戦打率.438の「才木キラー」が巨人の連敗ストップに貢献

スポーツ報知 / 2024年7月17日 5時20分

勝利に貢献し、ファンの歓声に応える大城卓三(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人2―1阪神(16日・東京ドーム)

 「才木キラー」が勝利につながる一打を放った。大城卓は二塁に到達すると、一塁ベンチの仲間へ向けて両手を上げた。先制直後の初回1死一、二塁。1ストライクから才木の高め149キロ直球に反応すると、打球は三塁線を破る適時二塁打となった。「いい投手だったので、積極的にと思って。ファウルにならずにフェアに入ってくれて、自分でもちょっとびっくりな一打でした」と柔和な笑みを浮かべた。

 3回には左前打を放っており、7試合ぶりのマルチ安打。才木とは昨年から16打数7安打で打率4割3分8厘と好数字を残している。「打ちやすさは全然ないですね。先に仕掛けていかないとダメだと思うので、才木投手と対戦するときは常にそこを意識しながらやっています」。6月23日から就いている一塁守備は「常に緊張しています」と言うが、まだまだ攻守で奮闘の跡を刻み続ける。

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