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「打率3割以上も期待できそうやね」村田真一氏が巨人新助っ人を解析「クセのないコンパクトなスイング」

スポーツ報知 / 2024年7月17日 5時35分

打席に入ったモンテスの連続合成写真(カメラ・岡野 将大)

◆イースタン・リーグ 巨人8―5西武=5回降雨コールド=(16日・ジャイアンツ球場)

 モンテスは試合から離れていた間もしっかり調整していたようやね。見る限り、クセのないコンパクトなスイング。初見の外角変化球も見極めている。外の球を素直にセンターにはじき返せる典型的なアベレージヒッター。変化球が多くて、制球力のある投手が多い日本にアジャストしやすいタイプやね。おおまかに言えば、ヘルナンデスと同タイプなんです。

 左足を踏み出した〈2〉を見ると、後ろに体重、グリップが残って懐が深い。いわゆる「割れ」がしっかりできているよね。〈3〉〈4〉では、外角低めのカットボールだったせいかもしれんけど、右肩が下がっている。でも〈6〉のインパクトではヘッドが落ちずに腰も平行に回って、レベルスイングで捉えた。この打席は遊ゴロやけど、引っかけたのではなくて球の上っ面を打ってしまっただけで、スイングはしっかりしている。

 〈7〉〈8〉の大きなフォロースルーを見ると、ツボに入れば飛距離も出そうやね。米国時代の映像も見たけど、低めの甘い球が得意そう。捕手目線で課題を挙げるなら、少し右肩が下がる分、内角の速い球の対応がどうかな、という点。相手もそこを突いてくるはずよ。ヘルナンデスのように相手の傾向をよく研究して、内角を狙い打つような打撃ができるなら、打率3割以上も期待できそうやね。(スポーツ報知評論家)

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