【阪神】また才木浩人に“火曜日の壁” ８回９安打２失点完投も３敗目「１点が勝負になる試合が多い」

８回、マウンドに集まる才木浩人（中央）ら阪神ナイン（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―１阪神（１６日・東京ドーム）

　阪神の先発・才木浩人投手が８回９安打２失点で完投したが、３敗目を喫した。

　初回、先頭・丸に中前打、吉川に四球を与え無死一、二塁。ヘルナンデスは空振り三振に抑えたが、岡本和、大城に連続適時打を浴びこの回２失点し「まっすぐで押し切れなかった。ちょっともったいなかった」と悔いた。

　３回には１死から三者連続安打を許し満塁とされたが、門脇、山崎伊を連続三振に抑え、切り抜けるなど粘りの投球だった。

　火曜日の登板となってから４戦連続勝ちなし。自己最多１３３球を投じたが、今季ワースト９安打を献上し“火曜日の壁”にまたも阻まれた。

　好投手とぶつかることが多い火曜日の登板に「１点が勝負になる試合が多い。そういうところでしっかりゼロに抑えられるように」と力を込めた。