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&TEAM・JO、ダンス&ボーカル未経験から勝ち取ったオーディション合格 膨大な練習量で「もっとかっこいい姿を」

スポーツ報知 / 2024年7月18日 12時0分

インタビューに応じた&TEAMのJO(カメラ・頓所美代子)

 9人組グローバルグループ・&TEAMのインタビュー企画、第6弾はJO(20)。8月7日に発売するシングル「青嵐(Aoarashi)」には「自分の歌いたかったパートを歌えてうれしかった」と目を細めた。また、今月スタートするアリーナツアーには「歌もダンスも成長した姿を見せたい」とも。最終選考まで残ったボーイズ・オーディションを辞退し、HYBEの練習生として渡韓した時の心境やソロ活動への意欲、そしてルネ(ファンの総称)やメンバーへの思いなども聞いた。

 「青嵐」を初めて聴いた時は、当初のイメージとは違っていたそうだ。

 「『青嵐』というタイトルを聞いた時は、爽やかで明るくて夏っぽい作品だと想像しました。実際に聴いてみると、明るい曲というより『みんなで乗り越える』みたいな雰囲気がある曲で、ちょっと&TEAMらしい“少年味”というか、若者だからこそ出せる何か美しさというモノがしっかり入ってる作品だと感じました」

 &TEAMではメンバーそれぞれが1曲を歌い切ってから歌割りが決まるが、今回は歌ってみたいパートがあったという。

 「もともと、僕はバース部分を歌うことが多くて、最近は『ここがくるかな~』って自分でも分かるようになってきました。でも今回は『自分ぽくないけど、ここをやりたい』と思った部分があって、そこは内緒なんですけどサビではないです(笑い)。そこをやりたくて練習室に何日もこもって、1日4、5時間練習しました。今回、そのパートを選んでいただいて光栄でした」

 7月からアリーナツアーがスタートする。先月、YUMAは「トロッコが出るかも」と話していたが…。

 「トロッコはデビュー時と1周年のイベントでやらせていただきました。その時にファンの皆さんと距離が思った以上に縮まった感じがしたので、確かにやりたいかも(笑い)。パフォーマンス面でいうと、会場の大きさに負けない大きな踊りと歌を披露したい。ツアーまでにアリーナという舞台にふさわしい自分を準備したいし、より成長できた姿を見せたいです」

 この世界に入るきっかけは雑誌社のボーイズ・コンテストだった。激戦を勝ち抜きファイナリストの15人に残ったものの、そこでまさかの辞退劇が起こる。

 「辞退したことにマイナスな理由は一つもありません。実はHYBEからスカウトというか『(韓国に)来てみないか』というお誘いがあって、同時進行で審査も進んでいて最終まで残った形です。どちらを選ぶか相当、悩みましたが、最終的にはグローバルに挑戦する機会を頂いたことで『そこで僕もやってみたい』と決断しました」

 HYBEの練習生として渡韓して「&AUDITION」に挑戦し合格を勝ち取った。その裏には「練習の虫」と呼ばれるほどの膨大な練習量があったようだ。

 「最初は自分のできないところへのいら立ちじゃないですけど、ダンスやボーカル未経験という劣等感が湧いてて『練習しないといけない』っていう気持ちが強かったです。でも、経験を積むうちに舞台の楽しさも感じて『自分ならまだできるっていうことが分かっているのに、やんないのはちょっと違う』と思い始めました。もっとかっこいい姿を自分でも見てみたいし、ルネにも見せたい。そういう姿を想像して毎日練習しています」

 今月8日に20歳になったが、特別意識することはないという。

 「昔だったら意識することはあったと思いますが、今は特にないです。それはこの世界に挑戦した時に『グローバルで活躍したい』っていうことと『今やってることを曲げずに続ければいい』という思いが、より強くなったのかもしれません。だから最近ルネの皆さんに聞かれた時には『20歳らしいJOを見せます』って答えています。まだ明確には分かっていませんが変化は見せていきたいです」

 これまで東京ガールズコレクション(TGC)に2回出演しており、モデル業を含めソロ活動にも期待がかかるが…。

 「TGCのステージとは違って新たな挑戦って感じですね。ライブでも歩き方を含めパフォーマンスは意識していますけど、ランウェーは歩き方もそうですが、自分の良さだけじゃなく服の良さとか全部をかっこよく見せないといけない。難しさはありつつもステージとは違う楽しさがありますね。僕の場合、股下は分かりませんが腰骨からの足の長さは114センチで、これって自分の強みだと思っていて、これからその強みをもっと生かしたらいいと思ってます。あと俳優にもちょっと興味あります(笑い)。(ドラマデビューした)K君を見ていると撮影が大変そうでしたが、僕もパフォーマンスに集中できる範囲で、いつかはやれたらいいと思っています」

 目指すはところは「世界で活躍する」の一点。はた目から“生き急いでいる”と見られようが、誰も信念の男・JOの歩みは止められない。

(ペン・国分 敦、カメラ・頓所 美代子)

 ◆JO(ジョウ)2004年7月8日、神奈川県出身。20歳。ダンス、ボーカル未経験でオーディションを突破した未完の大器。最近はモデル業にも進出。趣味は絵を描くことで、好物は白米に麺類の炭水化物系。身長185センチ、血液型O。

◆JOが見たメンバー

▼EJ(21)「こっちが変に構えなくても自然に話ができるリーダー。それに性格も少し自分と似ている部分があるかもしれません」

▼FUMA(26)「話しやすい頼れるお兄ちゃん。フウマ君も絵を描くの好きなんで、僕が描いた絵を見せたりして楽しんでます」

▼K(26)「僕の中ではイチ師匠。一番上のヒョンですが、無邪気な部分もあるのですごい接しやすい。一緒に楽しんでくれます」

▼NICHOLAS(22)「僕が元気ない時に気づいて心配してくれる。ただ2人でバスケすると、お互い負けず嫌いだから終わらない」

▼YUMA(20)「デビューしてから一番仲が深まったメンバー。親しくなったけど、まだタメ口だけはきけません(笑い)」

▼HARUA(19)「ハルアとは楽に話せる。部屋がちょっと殺風景だったりすると、写真とかを買ってきて飾り付けして楽しい雰囲気を作ってくれます」

▼TAKI(19)「一緒にいてエナジーをもらえる。最近は自分の見せ方も分かってきていて、僕はタキのパートはめちゃ好きです」

▼MAKI(18)「出会ってから一番長いメンバー。練習生の時には同じ部屋で、僕が韓国に来た時、荷物運びも手伝ってくれました」

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