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【ソフトバンク】山川穂高4月以来の猛打賞 お立ち台での第一声は「お尻から、こうッス」まさかの技術論

スポーツ報知 / 2024年7月17日 5時0分

5回1死二、三塁、山川穂高は先制となる左中間2点適時二塁打を放つ(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク4-1ロッテ(16日・みずほペイペイドーム福岡)

 お立ち台での第一声が技術論という選手も、そうそういないだろう。ソフトバンク・山川は先制2点二塁打をたたえられ「何て言えばいいんだろう。お尻から、こうッス」と身ぶりを交えて体重移動について説明し、観衆をキョトンとさせた。5回1死二、三塁。見逃せばボールの低めスライダーをとらえ、左中間を破った。

 4月30日の楽天戦(みずほペイペイ)以来、移籍3度目の猛打賞。報道陣にも「縦振り」と「横振り」について“講義”しながら「22年に本塁打王をとった時のインパクトの瞬間をコマ送りで見た」と絶好調時の映像を見返して、復調の兆しを得たと明かした。

 小久保監督は「きょうみたいなイメージでいいんですけどね。あんな振らんでも」と本塁打ばかりが主砲の仕事じゃないと言いたげ。それでも4番のバットが連敗を3で止め、2位・ロッテとのゲーム差を7に戻した。「デカいですね」と山川。貪欲に技術を追求していけば、おのずと打球角度も上がっていく。(田中 昌宏)

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