【巨人】山崎伊織が１２８球を投げ７勝目 杉内俊哉投手チーフコーチ「１５勝目指してやってもらいましょう」

力投する先発の山崎伊織（カメラ・今成　良輔）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人２―１阪神（１６日・東京ドーム）

　巨人の山崎伊織投手が阪神戦で先発し、７回自己最多の１２８球を投げて８安打１失点で７勝目をつかんだ。

　山崎伊は初回を３者凡退に抑えたが、２―０の２回に１点を失い、初回以外は毎回走者を背負った。それでも７回に最速１５１キロを計測した直球にこの日はスライダーを多投して菅野、戸郷に並ぶ７勝目をマークした。

　杉内俊哉投手チーフコーチは右腕の熱投について「監督の中では変える気は全くなかったので、７回も。『自分で勝ちをもぎ取れ！』ってことだと思うし、その期待に応えてくれた感じですかね。球速が７回に一気に上がったからね、あの辺がやっぱりすごいところなんですよね」と拍手送った。後半戦へ向けて背番号１９へは「１年間やってもらわないといけないので、やっぱりケガなくやってもらうために中６を貫き通してるので。最低２ケタは勝ってくれる、全勝するつもりで彼もいくと思うし、１５勝目指してやってもらいましょう！」と期待を込めた。