元阪神のパドレス・スアレスがＭＬＢ球宴初出場で２者連続三振の完璧投球 最速１６２キロの直球ゴリ押し

◆米大リーグ　オールスターゲーム（１６日、テキサス州アーリントン＝グローブライフフィールド）

　パドレスのロベルト・スアレス投手（３３）が１６日（日本時間１７日）、レンジャーズの本拠地・テキサス州アーリントンでのオールスターゲームにナ・リーグの８番手として登板。初出場の舞台で打者２人を２者連続三振と圧巻の投球を披露した。

　２点ビハインドの７回からマウンドに上がったスアレスは、ア・リーグ９番の先頭・ウェストバーグ（オリオールズ）を１００・４マイル（約１６１・６キロ）直球で空振り三振。１番・グリーン（タイガース）をこの日最速の１００・７マイル（約１６２・１キロ）直球で空振り三振。８球全てが速球系とシーズン同様の力で押す投球だった。

　阪神からメジャー移籍３年目の右腕は今季、パドレスの守護神に定着。ここまで３８試合で４勝１敗２２セーブ、防御率１・６７の成績を残している。