伝説の選手リカルド・ロペス氏が9月25日開催「フェニックスバトル122」に来場 大橋秀行会長が宿敵と再会へ
スポーツ報知 / 2024年7月17日 16時19分
プロボクシングの大橋ジムは17日、「フェニックスバトル 122」(9月25日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。最軽量のミニマム級(47・6キロ以下)に焦点を当てた興行で、WBC世界同級王座を21度防衛し、51勝(37KO)1分けと無敗で引退したリカルド・ロペス氏(メキシコ)がゲストとして来場する。
1990年10月25日、ロペスに5回TKO負けして王座を奪われた現大橋ジム会長の大橋秀行氏との再会と題して、対談を行う予定。2014年にWBC総会以来10年ぶりの対面に大橋会長は「エキシビションマッチの話がありましたが、お断りしました」と苦笑い。「再会できるのは胸にぐっとくるものがある」と喜んだ。
試合のメインは東洋太平洋ミニマム級(47・6キロ以下)王座決定戦12回戦。ジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)と石井武志(大橋)が王座を争う。昨年9月の8回戦でリト・ダンテ(フィリピン)に判定負けしている石井は「ラストチャンスのつもりで必ず取ります」と王座奪取を誓った。
セミファイナルは日本ミニマム級挑戦者決定戦8回戦。森且貴(大橋)と松本流星(帝拳)が対戦する。森は「しっかり倒して必ずものにします」とKO宣言。対する松本も「森選手は気持ちの強い選手。気持ちで上回れるよう、試合まで一日一日、必死に頑張ります」と静かに闘志を燃やした。
そのほか、日本ユース・ミニマム級タイトルマッチ8回戦では宮沢蓮斗(松田)と北野武郎(大橋)が激突。宮沢は「自分が強くなったところを見せます」と意気込む。北野は「この試合に懸ける思いは強い。取れなかったら終わりぐらいの気持ち」とタイトルへの思いを口にした。
戦績はヒメネスが8勝(3KO)、24歳の石井は8勝(7KO)1敗。
24歳の森が12勝(3KO)3敗、26歳の松本が3勝(1KO)
21歳の宮沢が7勝(2KO)2敗1分け、20歳の北野が6勝(3KO)1分け。
試合はLeminoで配信される。
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