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女子100M障害でパリ五輪代表の田中佑美「強い気持ちを持って臨みたい」深夜1時に初内定を確認

スポーツ報知 / 2024年7月17日 18時13分

オンラインで取材に応じる陸上女子100メートル障害の田中佑美(富士通提供)

 陸上女子100メートル障害でパリ五輪代表の田中佑美(富士通)が17日、オンラインで取材に応じ、初の五輪へ「出場して終わりではなく、どこまで順位が上がるかわからないという強い気持ちを持って臨みたい」と意気込みを語った。

 6月30日の日本選手権(新潟)で2位。パリ五輪の参加標準記録(12秒77)も突破できなかったが、世界陸連のワールドランキングでターゲットナンバー(出場枠)に入り、内定した。女子100メートル障害の出場枠は40位以内。田中は39位で滑り込み内定だった。

 ドキドキの数日間を過ごした。日本選手権直後は、同種目の寺田明日香(ジャパンクリエイト)の夫から「明日香さんのために作られていた資料を一式送ってもらい、深夜3時くらいまで調べていた」と自身の記録と他国の状況を照らし合わせ、調べ尽くした。ギリギリ39位でランクインすることがわかったが、確定は7月2日。「何十回もサイトを更新する1日を過ごしました。でも、更新されないので夜の10時くらいに諦めて寝て、ふと深夜1時に目が覚めて更新したら情報が新しくなっていた感じです」と当時の状況を明かした。

 諦めかけていただけに出場が決まった直後は「ちゃんと五輪で走れるかっていう不安が先に来ました」。ただ、時間がたつにつれて「頑張るしかない」と気持ちは引き締まったという。

 昨年、初出場となった世界選手権(ブダペスト)では予選敗退だった。「去年は世界陸上という舞台に対して舞い上がらないようにしよう、とすごく考えていました。でも、それでトーンを落としすぎた」と反省。パリでは「現地に入ってからも、心はたくさん動くと思います。そういったことを素直に受け止めて、素直に表現するっていうパリ五輪になればいいなと思っています」とうなずいた。

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