大塚愛、年々感謝の気持ちが増大「これからも増えて行くと思います」デビュー２０周年記念個展を開催

初の個展を開催する大塚愛

　シンガー・ソングライターの大塚愛が１７日、東京・港区のスパイラルガーデンで初の個展（１８～２９日）開催に向けた取材会を行った。

　デビュー２０周年を記念し、自身の楽曲をテーマに描き下ろした油絵や書道など計８０点を展示。約１年間の準備期間を経て実現した個展に大塚は「たくさんの人に協力していただいて、胸がいっぱい。これまでの２０年を大事にしながらも、これからの２０年につなげていく新しい門出になったら良いなと思って、これまでの楽曲とリンクした作品も多く出しました」と会場を見渡した。

　アート作品に取り組むようになったきっかけについて「ちゃんと申し上げるような明確な理由がないんですけど」としつつ、「自分の好きなものを追求していこうという風になってきたから」と告白。作品と向き合った時間を振り返り、「１番最初に真っ白なキャンバスで初めていくところは楽しいんですけど、そこからは自分の実力との戦い。全然自分が追い求めているものに実力が伴わなくて苦しいってなって。できあがりが明確に見えているところで楽しいなっていう風になるので、ほとんど苦しいですよね」と赤裸々に明かした。

　去年９月にデビュー２０周年を迎えた心境を問われると「１年１年積み重ねるほど周りの協力だったりとか、ファンの皆様の応援だったりが本当にすごく大事でかけがえのないものだなってすごく実感しています」と率直な胸の内を吐露。「去年よりも今年の方が感謝の気持ちは多いし、これからも増えていくんだなと思います」とうなずいていた。