結城モエ、映画初主演に「大事な記憶に残る作品」

イベントに出席した結城モエ

　女優の結城モエが１７日、東京・豊島区庁舎で「としまミステリーフェス」の記者発表会に出席した。

　結城はミステリーの大家・江戸川乱歩を題材にした映画「乱歩の幻影」（２６日公開、秋山純監督）で映画初主演。乱歩は死去するまでのまでの３１年間を豊島区で過ごしており、１１月には乱歩の作品の朗読劇なども同区で開催するなど縁が深いことから結城もイベントに駆けつけた。

　映画で結城は乱歩の秘密に迫ろうとする女性を演じているが「率直に初主演はうれしかったです。初めての主演なので、大事な記憶に残る作品です」と声を弾ませた。慶大法学部卒の結城は、大学時代に海外でボランティア活動をしていた経験もあるという。同作の見どころについて「この映画は、空想の中でもミステリーが生まれくるのではないかと思える作品。ぜひ皆さんにも楽しんでもらいたい」と呼び掛けた。