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「何とか少しは貢献できたのかな」巨人・坂本勇人が1軍復帰後初打点となる犠飛 安打お預けも三塁守備で魅了

スポーツ報知 / 2024年7月18日 5時15分

9回、大山の三塁ゴロを華麗に送球する坂本

◆JERA セ・リーグ 巨人4―3阪神(17日・東京ドーム)

 最低限の仕事を果たした。1―2の4回無死二、三塁、打席には5試合ぶりスタメンの坂本勇人内野手(35)。1ボールからの2球目、大竹のチェンジアップを振り抜くと、右翼への犠飛とし、三塁走者の岡本和が同点のホームを踏んだ。「気持ち的に楽な場面をみんなが作ってまわしてくれたので、何とか少しは貢献できたのかなと思います」。12日のDeNA戦(東京D)で1軍復帰後、初の打点。ベンチではナインから出迎えられたが、少しも表情を崩さなかった。

 攻守で存在感を発揮した。2回の第1打席では大竹の内角寄りの直球を強振し、右翼フェンス手前まで届く大きな右飛を放った。2打席目の右犠飛、一ゴロ併殺打となった4打席目も含め、右方向への打撃を意識した。サードの守備でも軽快な動きを披露。9回先頭の大山の三遊間へのゴロに素早い反応で追いつくと、体を反転して一塁へ送球。ワンバウンドとなったが、一塁の岡本和が好捕。1死一塁では阪神・坂本の三ゴロを素早く捕球して併殺にし、試合を締めた。

 きっかけをつかもうと、必死にもがいている。16日の練習では、ファームでやっていた体幹を意識したランニングメニューを導入。この日の練習中には、1学年下ながら普段から打撃論をかわす丸のもとに行き、意見を求める姿もあった。

 Hランプはともらなかったが、勝利に貢献した坂本について、阿部監督は「まだ本人が一番もがいている状態ですけどね。何とか仕事はしてくれたので良かったです」と評価した。「任されたところで何とかやるしかないと思うので、やっていきます」と前を向いた背番号6が、完全復活を目指す。

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