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番付の下の方が沸いていると思ったら若隆景…パワーアップの3勝目、10勝1敗ぐらいで終盤を…元大関・琴風の目

スポーツ報知 / 2024年7月18日 6時15分

若隆景(右)が寄り切りで武将山を下す(カメラ・豊田 秀一)

◆大相撲 ▽名古屋場所4日目(17日、ドルフィンズアリーナ)

 番付の下の方が沸いていると思ったら若隆景である。決して“昔の名前で出ています”ではない。優勝1回の元大関候補がパワーアップして戻ってきた。初日は久しぶりの幕内で硬さがあった。2日目からは強烈な下から突き上げるようなおっつけで白星を並べた。この日も武将山を問題にしなかった。頭から当たって、少し引いて動きを止めると右を差して左は浅い上手で引きつけた。らしさ全開だ。

 2023年の春場所で途中休場。右膝靱帯の再建手術を受けた。関脇から幕下に落ちても地道な稽古を積み上げてきた。無駄をそぎ落とした全身筋肉の体は稽古で鍛え上げたものだ。私の大好きな昭和の香りが漂う力士でもある。馬力と力強さに加え、技術的なうまさもある。今場所は10勝1敗ぐらいで終盤を迎えるだろう。下から圧力をかける相撲は腰の高い大の里、琴桜、照ノ富士にとっては厄介な存在になる。(元大関・琴風、スポーツ報知評論家)

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