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映画「ルックバック」 製作陣のひたむきさと崇高さを感じる一本

スポーツ報知 / 2024年7月18日 8時5分

映画「ルックバック」メインビジュアル(C)藤本タツキ/集英社 (C)2024「ルックバック」製作委員会

◆「ルックバック」(押山清高監督、公開中)

 大人気漫画「チェンソーマン」などで知られる藤本タツキ氏の同名漫画をアニメ映画化。学生新聞で4コマ漫画を連載する小学生の藤野と不登校の同級生・京本が、漫画を描くことでつながる青春物語を緻密(ちみつ)な作画力で繊細に描いている。

 6月28日の公開から完成度の高さが反響を呼び、19日間で興行収入は10億円を突破。上映館数も拡大中だ。記者は公開2週間が過ぎて観賞したが、午前中の回でもほぼ満席状態。上映時間58分で“お手軽感”があると思いきや、信じがたい凝縮感と余白がある。

 何かに打ち込んだ経験のある人には心当たりのある物語であり、登場人物、ひいては製作陣の創作へのひたむきさと崇高さを感じる一本。声優を務めた河合優実(23)と吉田美月喜(21)の表現力も見事。タイトルの奥深さ含め、前情報なしの観賞もおすすめだ。

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