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【ソフトバンク】ヘルナンデスのスゴさ「deception」って何?NPB記録開幕26イニング連続奪三振

スポーツ報知 / 2024年7月17日 23時4分

8回から登板したヘルナンデス(カメラ・義村 治子)

◆パ・リーグ ソフトバンク6―4ロッテ(17日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクのヘルナンデス投手が1点リードの8回を1安打2奪三振無失点に抑え、ロッテ戦の連勝に貢献。これで、シーズン初登板初回から26イニング連続奪三振のNPB新記録を樹立した。16日の同カードで22年の佐々木朗希(ロッテ)の「25」と並んだが、翌日にあっさり更新した。

 「記録は知らなかった。でも、うれしいね。毎試合、目標は無失点で帰ってくること。いつも強い球を打者の体の近くに投げることを考えているよ」とベネズエラ人左腕は喜びをかみしめた。

 球種はおおむね150キロそこそこの直球のみ。それでも打者は振り遅れ、ボールの下を空振りして三振に仕留められる。しかし意外にも「回転数は並です。変化量、ホップ成分も並です」と倉野コーチ。じゃあ何がすごいのか。同コーチが秘密をひもといた。

 「打者が打ちにくいフォームをしているということです。(クロスステップ?)それもそうですし、よく米国で使っていた単語で『deception』(ディセプション)ってのがあるんですけど、直訳すると『いやらしさ』。そういうところがすごいですね」

 辞書で調べると「だますこと」「ごまかし」という訳になるようだ。打者を幻惑するフォームということだろう。

 「ああいう投手は、なかなか日本では生まれにくい。小学生のときにあのフォームだったら直される。野球の文化の違いなのかな。それが、すごい武器ですからね」

 なるほど。では日本を代表する“deception”の持ち主は誰か。

 「あまり言いたくないです。ネタバレになるので…。(長谷川威展?)それもそう。まあ、代表的なのは…和田(毅)ですよね」

 剛腕で鳴らすヘルナンデスと、軟投派のイメージが強い和田。とにかく出どころが見づらいフォームの左腕という意外な共通項で、ともにチームを支えている。

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