【巨人】守護神・大勢が１２セーブ「しっかりゲッツー狙って取れたのはよかった」 復帰後７戦０封と圧倒

阪神に勝利し、笑顔を見せる大勢（手前は岸田）（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４―３阪神（１７日・東京ドーム）

　巨人の守護神・大勢投手が１点リードの９回に登板して、１回１安打無失点で１２セーブ目をマークした。

　前日１６日の阪神戦と同じく、１点リードの９回にマウンドへ。先頭・大山をフォークで三ゴロ。続く前川にはフォークを中前に運ばれたが、最後は坂本を１５４キロ直球で三ゴロ、併殺。最速１５８キロを計測した直球を軸に２戦連続１点のリードを守り切った。

　「結果的には（ヒット）打たれてますけど、次に生きるところも見えましたし、その中でしっかりゲッツー狙って取れたのはよかったと思います」と振り返り、「チームが連勝、勝ち越しでしっかり勝ちゲームを取り切った状況で９回抑えて勝てたのはよかったと思います」と笑顔を浮かべた。

　大勢は５月３日の阪神戦で登板途中に右肩の違和感を訴えて離脱。復帰後は、これで７試合、７イニングを投げて被安打２、１０奪三振、無失点と抜群の安定感を見せている。