松本人志側の代理人弁護士の田代政弘氏、２週連続で文春と“場外乱闘”「記事が事実に反するもの」

松本人志

　お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が、自身の性的暴行疑惑を報じた「週刊文春」に名誉を毀損（きそん）されたとして発行元の文芸春秋などに損害賠償などを求めた訴訟で、松本側の代理人弁護士の田代政弘氏が１７日、スポーツ報知にコメントを寄せ、同日配信の文春オンラインと１８日発売の週刊文春の報道を否定した。

　２週連続で“場外乱闘”が行われた。１０日と１１日の文春報道では、Ａ子の出廷を松本側が探偵を使って妨害工作しているなどと記述。田代氏から松本に性行為を強要されたと主張する「Ａ子」の出廷を妨害するべく、田代氏の知人弁護士に協力を仰いだと報じていた。今週の文春報道では、その知人弁護士が実名で妨害工作があったと証言を改めて掲載している。

　この報道に対して、田代氏は「当職らといたしましては、今後の訴訟手続の中で、適宜、記事が事実に反するものであることや我々の正当性を主張・立証していく所存です」と記事を否定。吉本興業も「お問い合わせの件につきましては、現在進行中の裁判に関することであり、訴訟当事者ではない弊社において回答することは控えざるを得ません。昨今、当該訴訟の関係者等を巡り、様々な報道やコメント等が出ておりますが、一連の事実関係含め、裁判に関わる事柄につきましては、訴訟の中で主張等がなされるべきものと承知しております」とコメントした。

　１０日と１１日の文春報道では、Ａ子の出廷を、松本側が探偵を使って妨害工作しているなどと記述。田代氏は１０日に公式サイトで「全く事実に反するものです」と完全否定していた。さらに１１日午後にも都内で報道陣の取材に応じ「全くの事実無根」と否定していた。