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J1札幌、新加入のスペイン人FWジョルディ・サンチェスが紅白戦で得点 20日浦和戦も「出られる」

スポーツ報知 / 2024年7月18日 6時5分

紅白戦に入り、前線でボールを止める札幌FWジョルディ・サンチェス(左)(カメラ・砂田 秀人)

 J1北海道コンサドーレ札幌の新外国人FWジョルディ・サンチェス(29)が、20日のアウェー・浦和戦でのJデビューを視野に入れた。札幌は17日、宮の沢で紅白戦を行い、サンチェスは控え組の1トップに入った。16日にチームへ合流したばかりだが「いつでも試合に出られる」と状態面に不安がないことを強調。190センチのスペイン人ストライカーが、10試合ぶりの勝利を目指す一員に名乗りを上げた。

 札幌での練習2日目、サンチェスがJデビューへの強い思いを口にした。慣れないホテル住まいに加えて、時差ぼけも残るが「ピッチの上に出ると元気になる。状態は問題ない」と言い切った。20日には浦和戦が控えるが「監督の決定次第だが、いつでも試合には出られる。浦和戦? 『はい』」と覚えたての日本語で、出場への意欲を示した。

 先に来日したガーナ人MFフランシス・カン(26)、J3琉球から加入したFW白井陽斗(24)とともに19日には選手登録が完了し、試合出場が可能となる。この日の紅白戦で最後の得点も決めたサンチェスは「いい感じだった。試合を楽しみにしている」とほほ笑んだ。準備は万端だ。

 190センチの身長を生かした空中戦とポストプレーに加え「スピードもあるので裏に抜けることもできる」と自信を見せる。FWとしての高い総合力に加え、クラブが獲得を決めた理由は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)のスタイルに適合すると見込んだから。三上大勝代表取締役GM(52)は「得点能力はもちろん、前でボールを追える。それができないとミシャのサッカーでは難しいから」と説明した。

 実際に紅白戦でも前線でボールを追いかけ、相手にプレッシャーをかけた。「監督からは、ミシャサッカーの中でのFWの役割を教えてもらった。どうやったらチームにプラスを与えられるかを考えながらやりたい」とサンチェス。チームの形はインプット済み。早期デビューに不安はない。

 札幌からの熱心な誘いに心を打たれ、異国での新たな挑戦を決めた。「やっと日本に来られたので。ピッチで全力を出したい」。思いを体現する時は、間近に迫っている。(砂田 秀人)

 ◆ジョルディ・サンチェス 1994年11月11日、スペイン・バルセロナ生まれ。29歳。スペイン1部バルセロナの下部組織で育ち、バダロナでプロ生活を開始後、バレンシアなど同国内でプレー。22年にポーランド1部のヴィジェフ・ウッチに移籍。昨季は31試合で8得点。同チームとの契約は1年残っていたが、札幌への完全移籍を決めた。日本のアニメに興味があり「一番好きなのは名探偵コナン」。仲のいい選手は、少年時代から知る元神戸MFセルジ・サンペール。190センチ、86キロ。右利き。背番号9。

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