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【高校野球】光南のエース左腕・大越来夢が5回1安打“完封”&3ランの活躍

スポーツ報知 / 2024年7月18日 5時50分

5回を1安打無失点に抑えた光南・大越

◆全国高校野球選手権福島大会 ▽2回戦 光南10―0帝京安積=5回コールド=(17日・白河グリーン)

 福島では2回戦8試合が行われ、聖光学院が日大東北に6―0で勝利。4番・木村秀明右翼手(3年)が先制となる2点三塁打を放ち、夏3連覇に向け好発進した。光南はエース左腕・大越来夢(3年)が5回“完封”と右越え3ランの活躍を見せ、帝京安積にコールド勝ち。今春センバツに出場した学法石川なども3回戦進出を決めた。

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 光南の左腕・大越は最後の打者を打ち取ると、小さくうなずいた。得意のスライダーを中心に打たせては取り、被安打は5回に浴びた1本のみ。四球は1つにとどめた。「四球を意識してしまうといつもダメな結果になる。それ(四球)が減ったのが今日の収穫だと思う」。近藤寛俊捕手(3年)との呼吸もピタリと合った。

 「楽しめよ」。試合前の大友研也監督のこの言葉が、エースを緊張から解放した。肩の力が抜けると、不思議なほど制球が定まった。指揮官は「流れに乗れば一気にいけちゃう。ナイスピッチングでした」と絶賛した。

 リラックス効果はエースの打撃にまで波及した。7―0で迎えた4回の第3打席。2死一、二塁で狙っていた低めのスライダーを迷わず振り抜くと、打球は右翼スタンドへ。第2打席の左前安打と合わせて2安打4打点の活躍だ。「バッティング練習はあまりやってなくて…。楽しむことを意識して結果につながりました」と大越は会心の笑みを見せた。

 チームの目標は06年以来18年ぶりの甲子園。一皮むけたエースが悲願成就の原動力となる。(甲斐 毅彦)

 今春センバツ出場校・学法石川が順当に2回戦を突破した。左腕・佐藤翼(2年)が先発し、8回4安打9奪三振1失点と好投。腰痛のため、春の地区予選、県大会はメンバー外となったが、休養を優先して完治させた。佐藤翼は「コントロールの感覚がまだ戻っていなかった」と振り返ったが、佐々木順一朗監督は「想定以上に長く投げられたことは大きい」とうれしい誤算に手応えを感じていた。

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