狭山西武ボーイズ、悲願のジャイアンツカップ初出場！ 元巨人・福井監督の熱意実る「最高の夏に…」

初のG杯出場を決めた狭山西武ボーイズ

◆第１８回全日本中学野球選手権大会　埼玉・群馬代表決定戦　狭山西武ボーイズ（埼玉２位）６―０館林ボーイズ（群馬１位）（７月１３日、埼玉・ケイアイスタジアム）

　第１８回全日本中学選手権大会ジャイアンツカップ（ジャイアンツカップ）の地区予選が行われた。埼玉２位の狭山西武ボーイズは群馬１位の館林ボーイズに勝利し初出場。

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　悲願の初出場を決めた。両チーム無得点の５回２死一、三塁で皆川が中前に運び先制。その後、満塁から池田、高原、本柳の適時打などで６点。先発の戸倉は「制球と球の伸びを意識して」５回２／３を無失点。２番手の西内も完全救援で完封リレーだ。

　小野剛オーナー（４６）、福井敬治監督（４８）はともに元巨人ということもあり、Ｇ杯への思いは強い。今回は相手を徹底的に研究。館林のエース、サイドスローの斉藤対策で上位打線に左打者を並べた。前日練習では、指揮官自らが打撃投手を務め、２時間に渡ってサイドスローで投げた。指揮官の超異例の行動に「監督の気合に応えようと選手が気持ちを一つにすることができました」と皆川は振り返った。「夢がかない選手たちに感謝です。最高の夏にしたい」と指揮官は意気込んだ。

　【狭山西武ボーイズ・登録メンバー】※は主将

　▽３年生　※戸倉光揮、皆川慧、高原一樹、滝沢結稀、比田翔太、村橋照平、尾嶋陸王、窪田紘樹、本柳湊翔、西内陽哉、池田太陽、稲田銀次郎、高井陽人、片桐正義、伯川駿太、舩津成希、小俣凱聖、佐々木和都、豊田誠二、西股奏、本多哲也、栗原凛空

　▽２年生　菊地輝、尾嶋月遙、山中稜大