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【高校野球】二松学舎大付・関根「二松学舎の背番号1に恥じないように」初回ピンチで緊急登板し三振奪う

スポーツ報知 / 2024年7月18日 20時20分

身長163センチの体を大きく使って投球する二松学舎大付・関根侑真(カメラ・中西珠友)

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会 ▽4回戦 二松学舎大付6-3東京成徳大(18日・神宮球場)

 二松学舎大付のエース左腕・関根侑真投手(3年)が2番手で8回1/3を2失点に抑える好投で、5回戦進出を決めた。先発の大内啓輔投手(3年)が初回、2死から二塁打と3者連続四死球で1点を失い、なお2死満塁のピンチで降板。代わった関根は「準備はできていた」と動じることなく、7番打者から空振り三振を奪い、流れを食い止めた。打線はその裏、2死から5番・祖父江広都、6番・大橋零、7番・永尾愛蓮の3連続適時打で一気に逆転。6回には関根も左中間へダメ押しとなる走者一掃の3塁打を放ち、投打で勝利に貢献した。

 163センチと小柄な関根は中学までは投手だったが、高校入学当初は外野手。投手に転向したのは2年夏だという。それでも市原勝人監督は「コツコツ積み重ねてきた子」と努力家の関根を今夏から背番号1に抜てきした。関根は同校OBで憧れの存在でもあるロッテ・秋山正雲投手、広島・辻大雅投手らもつけたエースナンバーに「二松学舎の背番号1に恥じないように頑張らないと」と気合十分で臨んでいる。

 課題のメンタル面を克服した強気のピッチングで9三振。9回には足をつりそうになるアクシデントもあったが「気持ちが切れそうだったけど、周りからの声かけで頑張れた」と仲間に感謝した。

 次戦は駿台学園戦。市原監督の息子・優人さんが顧問を務めていることもあり、市原監督は「駿台学園は勝ったか」と報道陣に逆質問。共に勝利し、親子対決が決定したことを知らされると「嫌です」と苦笑い。6点差での勝利と聞くと「やっぱり強いな」とポツリ。次戦に向けて「チャレンジャー精神で頑張る」と意気込んだ。

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