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増田陸 強烈右フックで王者・富施郁哉に4回KO勝利「(那須川)天心の存在が刺激」2度目の挑戦で日本タイトル奪取

スポーツ報知 / 2024年7月18日 21時54分

4回、増田陸(奥)の右がヒットし富施郁哉をリングに沈めた(カメラ・池内 雅彦)

◆プロボクシング ▽日本バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 ●王者・富施郁哉(KO4回2分21秒)同級1位・増田陸〇(18日、東京・後楽園ホール)

 メインの日本バンタム級タイトルマッチでは挑戦者の同級1位・増田陸(帝拳)が4回、初防衛を目指した王者の富施郁哉(ワタナベ)にカウンター。右フックで倒してKO勝利し、2度目の挑戦で日本王座を獲得した。

 ともに26歳の2人の戦績は富施が14勝(3KO)4敗、増田が5勝(5KO)1敗。

 増田は昨年8月のバンタム級モンスタートーナメント準決勝で、当時・日本王者だった堤聖也(角海老宝石)に判定負け。プロ初黒星を喫し、髪を丸刈りにして心機一転。「自分でもしっくりきているし、周りの評判もいいので」と悔しさを忘れない戒めの意味もあり、現在も髪は伸ばさずにいる。

 富施には昨年5月に7回TKO勝ちしているが、油断は一切なし。「右フックはサウスポー対策で練習をしてきた。それを試合で出せてうれしい」と研究と対策が実を結んだ。3回に富施のパンチで右目の上をカット。王者が左ボディーなどで攻勢に出たが、4回に1発で試合を決めた。

 WBA11位、WBO13位、IBF15位と世界ランクに名を連ねる。同門の「(那須川)天心の存在も刺激になっている」と目指すのはあくまで世界。陣営ではあと数試合経験を積ませ、早ければ来年の後半にも世界挑戦につなげたい考えだ。「まだまだ課題があるので、もっともっとレベルを上げて自信を持って世界取れると言えるようにしっかりやりたい」と前を向いた。

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