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先週結婚発表後初Vの藤田菜七子騎手は福島で土日計12鞍 前走一変リオネラは「今回の方がゲートをもっと出るように」

スポーツ報知 / 2024年7月19日 10時56分

藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、最終週の福島で土日計12鞍(土曜5鞍、日曜7鞍)に騎乗する。

 先週の日曜福島4Rではペイシャスウィフトと初めてコンビを組み、鼻差で逃げ切り勝ち。結婚発表後の初勝利。今年の5勝目をマークした。「馬も結構使ってきていて苦しいなかでしたが、しっかりゲートも出てくれて最後も本当に苦しかったんですが頑張ってくれました。今の状態で勝ってくれて良かったです」。この勢いで2週連続Vを狙う。

 日曜4Rはリオネラと2戦連続のコンビ。初戦の芝1600メートルからダート1150メートルへと大きく条件を替え、2着と変身した。今回も同条件。「競馬では初めて乗りましたが馬も良くなっていると感じていました。気持ちがすごくある馬なので、前走を一度使ったことで、今回の方がゲートをもっと出るようになっていると思います」と力が入る。

 日曜7Rはデビューから全5戦で手綱を執るシルバーブロンド。近走が〈2〉〈3〉着とあと一歩の内容だけに初勝利への期待は膨らむ。「前走よりもトモの感じが少しいい感じがするので、少し前の位置が取れると楽ですし、競馬の幅も広がると思います。どの位置でも脚は使ってくれますが、一歩目が出られないのでもう少し出てくれたら。力はあるし、勝てる馬だと思うので何とかしたいです」と前走以上に前で運べるかがポイント。

 日曜9Rのオーシャンズヨリはこれが3戦連続の騎乗。前走は東京2400メートルで果敢に先手を奪ったものの、最後の直線半ばで失速。10着と振るわなかった。今回は3走前に0秒4差4着の実績がある福島2000メートル戦。「先行力はありますが、最後にいっぱいになってしまう競馬が続いているので距離も短くして、最後まで走り切れればいいですね。ハナの方がリズム良く運べるので、できれば行きたいです」と粘り込むレースをイメージする。

【土曜福島】

4Rマンマミーア(牡3歳、美浦・深山雅史厩舎、父アドマイヤムーン)

7Rエターナルローズ(牝3歳、美浦・鈴木伸尋厩舎、父ワールドエース)

8Rデイズオブドリーム(牝4歳、美浦・加藤征弘厩舎、父レッドファルクス)

9Rレイレフア(牝4歳、美浦・根本康広厩舎、父マインドユアビスケッツ)

10Rフィールザオーラ(牝4歳、美浦・武井亮厩舎、父ブラックタイド)

【日曜福島】

3Rマイディアホープ(牝2歳、美浦・尾形和幸厩舎、父フォーウィールドライブ)

4Rリオネラ(牝3歳、美浦・村田一誠厩舎、父エピファネイア)

6Rリュウノハミング(牝2歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父アジアエクスプレス)

7Rシルバーブロンド(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父シルバーステート)

9Rオーシャンズヨリ(牡5歳、美浦・竹内正洋厩舎、父ドゥラメンテ)

10Rカリュウ(牝5歳、美浦・田島俊明厩舎、父アジアエクスプレス)

12Rオウケンムーンアイ(牝5歳、美浦・松永康利厩舎、父オウケンブルースリ)

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