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19歳宮田笙子、すでに帰国 日本協会の調査にも応じる 海外からも問い合わせ殺到 五輪直前の喫煙疑惑で衝撃広がる

スポーツ報知 / 2024年7月19日 12時32分

24年5月、NHK杯を制した宮田笙子

 体操女子のパリ五輪日本代表で主将に選ばれていたエースの宮田笙子(19)=順大=に、喫煙疑惑が浮上し、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱したことを受けて19日、日本体操協会は午後から都内で緊急会見を開くと発表した。

 関係者によると、宮田は事前合宿地のモナコからすでに帰国し、日本協会の調査に応じた。また、今回の件については海外からも問い合わせが入っている状況だという。

 日本協会が定める「日本代表選手・役員の行動規範」によると、【行動規範】の8番目に「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する※2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする」と記載がある。また、現在は18歳で成人だが、喫煙と飲酒は20歳以上。

 26日開幕の五輪は不透明の状況。女子予選は28日からで、宮田は個人総合を見据えた全4種目出場が有力だった。全員初出場で全員10代のフレッシュな代表を率いる主将に就任し、1964年東京五輪以来、60年ぶり団体メダルを目指し「私の演技が日本の軸になるようにしていきたい。失敗しないことがメダルへの道」と語っていた。

 17日にモナコで公開した事前合宿には不参加で、田中光強化本部長は「事情により今日は参加していない」と話していた。

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