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【高校野球】市西宮の“プラカードボーイ”誕生は来年以降に持ち越し 夏の甲子園式典誘導係の選考結果発表

スポーツ報知 / 2024年7月19日 16時4分

夏の甲子園の式典誘導係に選ばれた生徒たち。兵庫・西宮市の市西宮高校で(カメラ・伊井 亮一)

 第106回全国高校野球選手権記念(8月7日開幕・甲子園)の開会式で、入場行進の先導など式典誘導係を担う市西宮(兵庫)で19日、選考結果が発表された。2年生118人が応募し、67人が合格した。昨年から応募可能となった男子は、9人中1人が8月4日の組み合わせ抽選の担当となったが、初の“プラカードボーイ”は、またもや持ち越しとなった。

 重見和奏(わかな)さんは、3年前の姉・芽衣さんに続いて“プラカード嬢”に選ばれた。記念大会だった昨年は歴代優勝校旗を持って参加し、2年連続の選出となった。「プラカードを持つために、この学校に来たと言っても過言ではなかった。オーディションから合格発表までの間はずっと緊張していた。持つことが決まって、ひと安心しています」と笑みがはじけた。

 姉は開会式で、その後に4強入りした近江、閉会式では優勝した智弁和歌山のプラカード係を担当した。「そこ(決勝)まで行けるような学校を持てたらいいね」と激励されたという。「プラカードを持って、選手のサポートを一生懸命頑張って、閉会式も選手のサポートができれば一番」と“勝利の女神”になることを誓った。

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