【巨人】高橋宏斗に１２三振奪われ完敗 戸郷翔征は７回１失点の好投も援護なし

８回の攻撃を終え、投手交代を告げにベンチを出る阿部慎之助監督（右、左は長野久義）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　中日１―０巨人（１９日・バンテリンドーム）

　中日に敗れ、連勝は「２」でストップした。先発の戸郷翔征投手は７回まで投げ６安打１失点と好投したが、打線が中日の先発・高橋宏斗投手に２ケタ三振を奪われるなど抑え込まれ、反撃できなかった。

　戸郷は２回、先頭の細川成也外野手にストレートをとらえられ、左翼スタンドへの１２号ソロ本塁打を打たれ、１点を奪われた。

　１点を追う打線は４回、先頭の吉川尚輝内野手が左前打で出塁。暴投で二塁へ進みチャンスを広げたが、ヘルナンデス外野手、岡本和真内野手が連続で空振り三振、大城卓三捕手は二ゴロに倒れた。

　７回は岡本和が高橋宏から左翼ポール際ぎりぎりのファウルになる大飛球を放ったが、ヘルナンデス、岡本和、大城卓三捕手とクリーンアップが３者連続で三振に打ち取られた。

　巨人は８回２死から泉口友汰内野手が右前打で出塁しが、戸郷の代打・長野久義外野手は空振り三振に終わった。９回は中日の守護神・マルティネス投手に３者凡退に抑えられ、完封負けとなった。