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ONにも守備態勢を指示 V9内野陣の守りの要で異名は豆タンク 巨人歴代の「偉人」紹介

スポーツ報知 / 2024年7月20日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第61回は黒江透修。

 * * * * *

 V9時代の遊撃手・黒江透修は、ONにも守備態勢を指示する内野のキーマンだった。

 1938年12月12日、鹿児島県出身。鹿児島高から杵島炭鉱、日炭高松、立正佼成会と社会人チームに在籍。都市対抗での猛打を買われ64年に入団した。

 小学生のころ右手人さし指の先端を失うハンデを努力で乗り越え、67年には広岡達朗からレギュラーの座を勝ち取り、阪急との日本シリーズでも全6試合に出場。68年にはベストナインにも輝いた。

 以後、72年まで、三塁を守る長嶋茂雄を言葉巧みにリードしながら毎年120試合以上に出続け、V9内野陣の守りの要として活躍。打っても167センチと小柄ながら、豆タンクの異名を持ち、ファイトあふれるプレーを披露した。

 74年に長嶋と共に現役を引退。巨人でコーチを4年間務めた後、他球団に行ってから名参謀として名をはせる。84年からは西武で広岡、森祗晶監督の下で5度の優勝に貢献。また98年からは王貞治・ダイエー監督に仕え、99年に日本一に輝いた。

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