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【ロッテ】エース小島、無安打投球目前も終盤2被弾で今季7敗目「チームに申し訳ない」

スポーツ報知 / 2024年7月19日 21時55分

8回無死、右越えに均衡を破る本塁打を石井一成に浴びた小島和哉

◆パ・リーグ ロッテ0―2日本ハム(19日・ZOZO)

 ロッテの小島和哉投手は、偉業がチラつく8回に浴びた痛恨の一発に泣き、9回2安打2失点で今季7敗目を喫した。無安打投球を続け、0―0で迎えた8回先頭。早大時代の2学年上の先輩・石井に対し、3ボール1ストライクから外角の直球を完璧に捉えられ、右翼席に運ばれた。9回には2死から郡司にも被弾。9回2安打もソロ2発で今季7敗目を喫し、「どっちのホームランも防げた2本だったので、チームに申し訳ないです」と、自らを責めた。

 だが、前半戦自身最後の登板は、7回までに奪った5個の三振はいずれも見逃しで奪うなど、圧巻の投球。力投したエースに対し、吉井監督も「(石井の先制弾は)試合後半で(カウント)スリーツーにしたのが悪いのは悪いけども、小島は責められない。よく投げましたよ」とたたえた。

 2点を追う最終回には1死満塁の大チャンスが到来したが、山口の三ゴロの間に1点を返すだけにとどまり、あと一歩及ばなかった。チームは15日に今季最多の貯金「11」にしたが、6月の5連敗以来、約1か月ぶりの3連敗で首位とは9差に広がった。指揮官は「(9回も)もらったチャンスで結局ヒットが出てない。決定打が出なかった。加藤に(今季3敗目と)やられっぱなしなので色々考えて、次はやっつけたい」と前を向いた。

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