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体操協会幹部「サポート体制が不十分であったために起こってしまった」 エース宮田笙子の飲酒喫煙

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時13分

協会の会見の冒頭、謝罪する(左から)原田日本代表コーチ、西村専務理事、藤田会長(カメラ・清水 武)

 日本体操協会は19日、都内で会見し、パリ五輪女子日本代表のエースで主将の宮田笙子(19)=順大=に、飲酒と喫煙が確認されたため、五輪代表を辞退したことを発表した。日本協会の行動規範に反したため。日本オリンピック委員会(JOC)も「辞退届」を受理し、認めた。過去、同様のケースが確認できない“前代未聞”の辞退劇。女子予選を8日後に控える中、日本は1人少ない4人での厳しい戦いを強いられることになった。体操界にとどまらず、衝撃が広がった。

 ◆体操協会幹部に聞く

 ―残るメンバーへのケアについて。

 西村専務理事「こういうときだからこそ連携を取って、選手のメンタルケアを十分にしてほしい。影響ないと言ってしまえば、そんなことはないだろうとなるが、それを最小限に抑えてほしいと連絡を取り合っている」

 藤田会長「選手の皆さん、ショックを受けられていると思う。会長としては、何らかの手段で直接、みなさんとコミュニケーションを取りたいと思う」

 ―「体操協会全体の責任」という発言があった。

 藤田会長「日本代表の体操選手は常に高いポジションを求められる。達成しないといけないという数々のプレッシャーに日々、さらされている。本人たちは必死に努力している。体操協会としてそういった選手のサポートが十分であったのか。サポートしてあげられるような体制が不十分であったために、結果として起こってしまったと言えば一つの理由だと考えた」

 ◆会見出席者 藤田直志・日本体操協会会長、西村賢二・日本体操協会専務理事、原田睦巳・順大監督(日本代表コーチ)、山口明彦弁護士、谷原誠弁護士

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