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那須川天心がファンに異例の呼びかけ 体重超過で試合中止のジョナタン・ロドリゲスには「観光?」

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時50分

特製シールを顔に貼り計量に臨んだ那須川(カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング 「トリプル世界戦」 ▽契約体重54・4キロ以下10回戦 那須川天心―ジョナサン・ロドリゲス(20日、東京・両国国技館)

 WBA世界バンタム級7位の那須川天心が19日、転向4戦目に向けて都内で前日計量を行い、規定体重のリミットである54・4キロで一発パスした。計量後、ファンに自身のタトゥー・ステッカーを付けての来場を呼びかけた。試合会場を「フェス会場」に変え、ノリノリで4連勝を目指す。

 天心は両方の頬にタトゥー・ステッカーを付けて計量会場に登場した。個性あふれる姿で、計量後には人気漫画「呪術廻戦」に出てくる火と水を表す印を結んだポーズを見せた。「火は上にいって、水は下に落ちる。それを合わせて必殺技を出します」と流れに逆らわずに戦うイメージを表した。

 その後、ファンに向け「タトゥー・シール(ステッカー)を皆で付けて応援してほしい」と異例の呼びかけ。自身のステッカーを顔に付けて来場するようお願い。「フェスとか野球みたいに、見る人が楽しめるようにしたい」と同じ格好で一体感を出して盛り上がる音楽イベントなどをイメージしていた。

 ステッカーは以前から販売している応援グッズで、「天」の文字をロゴにした6枚1つづりが税込み1100円だ。19日までに試合の8000枚のチケットが完売。当日券は発売されないことも発表された。会場中がステッカーを貼った観客で埋め尽くされれば、従来のボクシングの応援風景とは全く違ったものになる。

 “天心フェス”のボルテージを最高潮にするのは、何よりも自身のリング上でのパフォーマンスだ。体重もしっかり調整し、この日の計量ではキック時代を含め、公式戦最軽量となる54・4キロでパス。「体も徐々にできている。(バンタム級で)戦う準備もできています」と規定体重53・5キロ以下のバンタム級で戦っていくための段取りを着々と進めている。田中恒成と戦う予定だったジョナタン・ロドリゲスの2・9キロ超過に「オブラートに包んで、競技者失格かな。3キロ(オーバー)はやばい。観光に来たの?」とダメ出しした。

 「毎回、進化しているのが自分でも分かる。那須川天心という型が完成した。あした(20日)は勝ちにいきます」と宣言。天心が両国国技館を最高の夏フェス会場に変える。(戸田 幸治)

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