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巨人、最速156キロの20年ドラ4伊藤優輔が支配下復帰へ 21年トミー・ジョン手術受ける

スポーツ報知 / 2024年7月20日 5時0分

2軍で好投を続け、支配下に復帰する伊藤

 巨人の育成・伊藤優輔投手(27)が支配下登録されることが19日、分かった。3年ぶりの支配下復帰で、近く正式契約を結ぶ見通し。これで支配下登録選手は69人となり、残り1枠となった。

 最速156キロの直球を武器に20年ドラフト4位で入団。しかし1年目の21年11月に「自分をごまかしながら次の1年も投げ続けるより、きっぱりと手術をして『2年後に勝負』という形の方が不安を消すことができると思った」と、右肘内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けて育成契約を結んだ。

 復帰後は球速が140キロ程度にとどまった時期もあったが、肉体への負担が少なく、効率的に力を伝えるフォームを模索してきた。育成3年目の今季は左肩の開きを抑えた投球フォームを作り上げ、2軍開幕から好調を維持。守護神を任されて29試合で3勝0敗9セーブ、防御率0・90と抜群の安定感で2軍救援陣の軸としてチームを支えてきた。術前のような球威も戻り、15日のイースタン・西武戦(G球場)では、最速154キロを計測した。

 現在1軍では、トミー・ジョン手術から復帰した山崎伊がチームトップタイ7勝を挙げて先発ローテをけん引。今後、暑さが本格化して救援陣の疲労が増す中で、同じく右肘手術を乗り越えた伊藤は救世主となる可能性を秘めている。大竹2軍投手コーチが「コツコツと取り組みを継続できる心の強さがすばらしい」と評した努力家が、圧倒的な結果を残して再び2ケタの背番号をつかみ取った。

 ◆伊藤 優輔(いとう・ゆうすけ)1997年1月14日、東京都出身。27歳。小学3年から野球を始め、小山台3年春に21世紀枠で甲子園に出場も初戦敗退。中大を経て、三菱パワーでは社会人日本選手権8強。2020年ドラフト4位で巨人入団。21年11月に右肘手術を受けて育成契約を結び、23年5月に実戦復帰。178センチ、82キロ。右投右打。

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