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【高校野球】三重12安打12点で完勝 2018年センバツの激闘に心打たれた正捕手が聖地へ導く

スポーツ報知 / 2024年7月19日 23時36分

2安打3打点に捕手としても3投手を完封リレーに導いた三重・沢村(手前、カメラ・森口 登生)

◆第106回全国高校野球選手権三重大会▽2回戦 三重12―0相可=6回コールド=(19日・県営松阪)

 三重が打っては12安打12点、守っては3投手の完封リレーで完勝した。「3番・捕手」でスタメン出場した沢村凪人(3年)はチームトップの3打点。捕手としても好リードで完封へ導いた。

 高校通算26本塁打をマークしている扇の要は、滋賀県大津市出身。漁師の祖父が釣ってきた魚と、毎日飲むという牛乳で182センチ92キロの体は作られた。「好きな食べ物は刺し身ではなく、鮎の塩焼きです」と笑う沢村は小学6年時の2018年センバツ準決勝で、同年春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭に延長12回まで食い下がった三重の野球に心打たれた(大阪桐蔭が4X―3でサヨナラ勝ち)。「こういうところで大阪桐蔭を倒したい」。滋賀から親元を離れて三重へ野球留学したが、「初日はホームシックで寝られなかった」と振り返る。それでも「すぐに寮の仲間と仲良くなって楽しくなりました」と、にこやかに入寮当時を懐かしんだ。

 最上級生になった今、その大阪桐蔭には、小学生時代に選抜チームで一緒だった徳丸快晴外野手(3年)が所属している。沢村は「やっぱり甲子園で大阪桐蔭を倒したい」と、先輩たちがあと一歩届かなかった勝利へ、改めて一層の気合を口にした。「次戦も初回から抑えて、打ち勝って完璧に勝ちたい」と、まずは2年ぶりの県制覇へチームをけん引する。

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